今夏の移籍が濃厚で、2024-2025シーズンを最後にブライトンを去るので?と噂が絶えないBrighton & Hove Albion Football Club(ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC)所属の三笘薫選手。移籍を前に、4月12日プレミアリーグ第32節Leicester City Football Club(レスター・シティ・フットボール・クラブ)戦をアメックス・スタジアムことファルマー・スタジアムへ初観戦してきた。正確には三笘選手不在のレスター戦を観戦した。なんと三笘選手は前節にてクリスタル・パレスのDFMaxence Lacroix(マクサンス・ラクロワ)に倒されて、かかとを負傷😢し、ベンチ外となり今シーズン初のリーグ戦の欠場となってしまった。

しかし、せっかく手に入れたチケット。天気も快晴のサッカー観戦日和。三笘選手不在でもダニー・ウェルベック、ジョアン・ペドロ、バレバやミンテがいるではないか。ヴァン・ヘッケはこれまた前節でレッド退場で不在だが。

気をとりなおし、ロンドンのビクトリア駅からブライトンまでガトウィック・エクスプレスで約1時間、そこから一度改札を出て隣接しているサザン鉄道でスタジアムの最寄駅Falmerまで約10分。下車後はシーガルズ・サポーターと共にスタジアムへ。

左ウィングの三笘選手を間近に見たくイーストの4列目、コーナー・フラッグ前の席で試合前に巨大なソーセージ・ロールと水で腹ごしらえ。興奮した観客がボトルの蓋を投げるので、ペットボトルは蓋無しで客席に持ち込み可能。しかしアルコール類は持ち込み不可。

やはり本場でみるフットボールは熱い(本当に焼き殺されるのではないかと思うほど暑かった)。三笘選手が不在でもそれ以外のスター選手を生で観る迫力に圧倒される。これで34ポンドは安い~!

↑ 前半戦のPK時のジョアン・ペドロ

 

試合はブライトンが優位に進め、相手チームのハンドでPKをゲット。これをPK職人のジョアン・ペドロが冷静にゴールして先制点をあげた。しかしその直後、レスターは信じられないようなプレーで同点に追いつき、そのまま前半を終えた。後半がはじまって間もなく、ルーク・トーマスがアディングラのクロスに合わせようとしたオライリーのシャツを引っ張り、再びVAR判定でブライトンがPKを獲得。これまたジョアン・ペドロが、完璧なゴールを決め、ブライトンがリードを奪った。しかし74分にレスターはエル・カヌースの美しいフリーキックをケイレブ・オコリがヘディングで合わせて同点に追いつき、そのまま2-2で試合終了。試合終了時にはホームスタンドからブーイングが沸き起こった。

↑ 後半で同点に追いつき沸くフォクシーズ・ファン

 

シーガルズは降格圏のフォクシーズに2-2の引き分けに終わり、その結果、勝ち点1を獲得したが来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得の可能性はますます遠のいている。

今シーズンのリーグ戦で7ゴール3アシストを記録している三笘選手は5月下旬に28歳になる。今シーズン終了後にさらに2シーズンの契約が残っているものの、延長交渉は進んでいない。

今季リーグ戦は残すところあと6戦。三笘選手曰く「怪我は大丈夫です。」とのことだが、次戦ブレントフォード戦ではパレス戦での負傷から復活ができるのか?
彼のドリブルスキル、ダイレクトなランニング、そしてゴールへの関与は、依然として相手ディフェンスにとって脅威。ボールを持っていない時でも果敢にプレーする選手を獲得するのはチェルシーかリバプールなのか? どちらに決まっても嘗てのチームメイトとの再会は胸アツだが、できれば日本代表キャプテンと日本が誇るウィンガーがアンフィールドに揃うのをみたい。プレミアリーグ2月の月間最優秀ゴール賞に選ばれた日本代表選手の今後の動きと、夏の移籍市場から目が離せない!