小売店で売られる肉のパッケージに表示されている名称とそれぞれの料理方法などの一覧です。

● Breast(ブレスト/鶏胸肉)
焼くもよし、グリルにするもよし、炙るもよしの万能肉

● Brisket(ブリスケット/牛肩バラ肉)
繊維の多い硬めの肉なので、低温でゆっくり調理するローストなどに向く

● Butterflied(バタフライ)
チョウチョウの羽状に薄く切り開いた肉。厚みが均一のため調理しやすい

● Chop(チョップ/骨付き肉)
豚やラムのあばら肉。グリルに向く

● Corn Fed(コーンフェッド)
牧草ではなく、トウモロコシなどの穀物飼料を与えることで、臭みが少なく適度な脂身が付いた柔らかい肉に。肉の色は若干黄色味がかっている

● Cured(塩漬け加工肉)
保存できるよう塩漬熟成された肉

● Cutlet(カツレツ)
日本ではトンカツ肉だが、英国では仔牛や羊肉にパン粉をつけて揚げる

● Dry Cured(乾塩式加工肉)
加工過程がより自然で肉の風味も強くなる。塩抜きして使用が一般的

● Escalopes(エスカロップ)
肉を1センチ前後の厚さにしたもので、衣を付けた揚げ物やフライに最適

● Extra Thin(超薄切り肉)
エスカロップよりもさらに薄くした肉。肉巻きやすき焼きなどに

● Fillet(フィレ)
希少な高級部位の肉。柔らかく脂が少ないのでさっぱりとした味

● Gammon(ガモン)
塩漬けした豚の後脚。火を通す必要があり、ステーキなどに

● Joint(ジョイント/大きな塊肉)
英国では、サーロインと並んでローストビーフの肉として人気

● Lean(リーン)
脂肪分が少なくタンパク質が豊富な赤身肉のこと。ヘルシー志向の方に

● Medallion(メダリオン)
部位に関係なくメダルのような楕円形にカットされた肉。ステーキなどに

● Ribeye(リブアイ/リブロース)
柔らかい赤身肉。ステーキや焼肉によい

● Rump(ランプ)
旨味が強く柔らかい赤身肉。さまざまな料理に適する

● Shank(シャンク/スネ肉)
よい出汁が出るので、煮込み料理に最適

● Short Ribs(ショートリブ/骨付きバラ肉)
肋骨の中でも短い骨に付く肉。BBQや煮込み料理に

● Silverside(シルバーサイド/そともも肉)
堅くてきめの粗い肉質の赤身肉。角切りや薄切りにして煮込み料理に

● Sirloin(サーロイン)
きめ細かい霜降りが特徴の赤身肉。フィレと並ぶ高級肉でステーキに最適

● Sizzler(シズラー/プチサーロイン)
堅い肉質だが風味が強い。薄切りタイプを選んでステーキに

● Topside(トップサイド/うちもも肉)
大きく柔らかい赤身肉。ローストビーフに最適

● Back Bacon(バックベーコン)
豚ロースと豚バラから作られる赤身部分が多いベーコン

● Bacon Medallion(ベーコンメダリオン)
塩漬け豚ロースから脂肪を切り落としたベーコン。脂肪分が3割減

● Rasher(ラッシャー)
バックベーコンの薄切り。イングリッシュブレックファストの定番

● Streaky Bacon(ストリーキーベーコン)
脂肪と赤身が交互の層になったベーコン。肉巻きなどで活躍

● Bacon Chop(ベーコンチョップ)
豚ロースから作られる超厚切りのベーコン

● Middle Bacon(ミドルベーコン)
豚バラ肉と豚ロース肉がつながった状態のベーコン

● Panchetta(パンチェッタ)
豚バラを塩漬けにし熟成させたベーコン。パスタ料理などに