NHS歯科

NHS制度では基本的に歯科治療は有料。£26.80から£319.10まで、治療の種類によって支払額が異なります。ただし17歳以下の子ども、18歳以下の全日制の学生、妊婦や1年以内に出産経験のある人、NHS病院の歯科医による歯科治療を受けている場合(義歯治療やブリッジ治療は有料)、低所得者向け給付金の受給者とその扶養家族は無料。
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プライベート歯科

NHS歯科に比べて割高ですが、高度な精密機器を使った最新治療を受けられる、診察までの待ち時間が短い、治療オプションが多い(歯列矯正、インビザライン矯正、美容歯科など)といったメリットがあります。

治療分野

歯科の専門分野には以下のようなものがあります。
小児歯科(children’s dentistry / paedodonitics)、歯周病治療(perio­dontics)、口腔外科(oral sur­gery)、歯科矯正(ortho­dontics)、根管治療(root canal treat­ment)、歯内治療(endo­don­tic treat­ment)、インプラント(im­plants)、義歯(pros­thodontics / removable prothodontic)、インレー(inlay)、クラウン(crown)、ブリッジ(bridge)

日英の違い

英国では日本に比べて予防治療に力を入れる傾向があります。特に子どもに対しては、フッ素塗布治療やシーラント治療(生えてきたばかりの奥歯永久歯の溝に透明な液を塗る治療)をして虫歯予防をします。

英国では歯並びが悪いと美容上だけでなく、健康上にもよくないと考える傾向があります。歯列不正による偏頭痛、肩こり、顎関節問題、特に子どもの集中力不足などは、歯科矯正で解決することもあります。

歯を白くするホワイトニングは、最新の材質を使用すれば、歯のエナメル質を強くする効果もあるようです。

(協力:TW13 Dental